肥前吉田焼窯元協同組合の副島孝信さん(右)に教わりながら、磁器質タイルの製作をする生徒=嬉野市の大野原中学校

 嬉野(うれしの)市に新設(しんせつ)中の新幹線長崎(しんかんせんながさき)ルートの嬉野温泉(おんせん)駅に設置(せっち)する壁面(へきめん)タイルの一部に、市内の中学生が模様(もよう)を彫(ほ)る取り組みが始まっています。製作(せいさく)は、開業時に3年生になっている現在(げんざい)の中学1年生を対象に実施(じっし)。16日には嬉野町(うれしのまち)の大野原中学校(神崎浩之校長)の生徒3人が取り組みました。
 肥前吉田(ひぜんよしだ)焼窯元(かまもと)協同組合のメンバーが学校を訪(おとず)れ、子どもたちに模様(もよう)を彫(ほ)る際(さい)の注意点などを伝えました。生徒は事前に考えていたザリガニや花、木の模様などをえんぴつなどでタイルに写し、慎重(しんちょう)に彫刻(ちょうこく)刀で彫っていきました。
 川に花が浮(う)いている絵を彫った山崎咲良(さら)さんは「タイルはずっと残るものだから、良(い)いものにしたいという思いで彫(ほ)った。駅が完成したらタイルを見に行きたい」と話しました。
 タイルは肥前吉田(ひぜんよしだ)焼を使った六角形の白色で、大きさは1枚縦(まいたて)10センチ、横11.5センチ程度(ていど)。市内4中学校で生徒約200人が製作(せいさく)します。生徒の製作分を含(ふく)め、約2000枚(まい)の全タイルを組み合わせると、青や白色で温泉(おんせん)や塩田川の水を表現(ひょうげん)したデザインが完成します。(21日付19面)

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