新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた注意喚起や、食事券の利用促進に向けた取り組みの説明があった佐賀県の対策本部会議=県庁

 佐賀県は24日、病院の入院患者や高齢者施設の入所者に向け、年末年始の一時帰宅を控えるように呼び掛けた。家族らが集まる自宅で新型コロナウイルスに感染したり、施設に戻った際に感染を拡大させてしまったりするリスクがあるとして協力を求めた。

 大川内直人健康福祉部長が対策本部会議で「医療機関から呼び掛けてほしいという話があった」と前置きした上で「家族と一緒に新年を迎えたい気持ちはよく分かるが、一時帰宅は家族の帰省や大勢の飲食などで感染リスクが大きい」と説明した。施設内に感染が広がると運営が困難になり、患者や入所者にも影響が出るとして「今年の正月は各施設の対応方針に理解をいただきたい」と強調した。

 会議では山口祥義知事が最近の県内の感染状況について「ほとんど福岡県内での会食によるもの。特に福岡市内での会食はできるだけ避けてほしい」と強調した。次回の対策本部会議は28日に開く。(円田浩二)

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