JR九州は24日、新型コロナウイルスの感染拡大による利用減少に伴い、九州新幹線や在来線特急などで使える割引切符について来年4月1日から87区間で廃止し、34区間で値上げすると発表した。佐賀県関係では博多―佐賀(自由席)の「2枚きっぷ」が200円値上がりして2500円にり、「九州新幹線2枚きっぷ」の佐賀―鹿児島中央などは廃止する。

 JR九州が割引切符の大規模な廃止や値上げに踏み切るのは初めて。新型コロナによる利用減に伴う経営悪化に加え、インターネットによる販売が伸びていることが背景にあるという。

 佐賀県関係で廃止されるのは2枚きっぷ(指定席)の博多―武雄温泉、長崎―佐賀や、同自由席の吉塚・博多―鳥栖、「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」の博多―新鳥栖など13商品。値上げは2枚きっぷ(自由席)の博多―佐賀など5商品で、上げ幅は180~350円となっている。

 来年3月31日までに購入した分は有効期間が終わるまで使える。JR九州は「高速バスなどの対抗輸送機関の状況も検討して決めた。感染予防の観点からもネット予約を利用してもらいたい」と話す。(大橋諒)

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