佐賀県は24日、10歳未満~80代の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。九州電力によると、このうち東松浦郡玄海町の20代男性は玄海原発(同町)構内で働いている九電社員で、原発の運転や定期検査への影響はないと説明している。

 九電などによると、男性は技術系の社員で、原発構内の運営に携わっている。21日に感染が分かった鳥栖市の20代女性の関連で検査を受け、同日午後から出勤していない。近くの席で勤務したり、会食したりした社員4人も出勤待機とした。九電は3号機の安全運転や4号機の定期検査、1、2号機の廃止措置作業への影響はないとしている。

 玄海町は24日に対策本部会議を開き、九電社員や町民に感染予防の徹底を呼び掛けることを確認した。

 県内で他に感染が確認されたのは鳥栖市の10歳未満の女児、50代女性、50代男性、80代女性。さらに佐賀市の40代と70代の男性、三養基郡基山町の20代男性、小城市の50代男性。

 県などは、23日に感染が判明した人たちの概要も説明した。鳥栖市の30代男性は鳥栖消防署の職員で、22日の勤務終了後に発熱などの症状が出た。20~22日は救急や消防の出動はしておらず、市民に濃厚接触者はいないという。鹿島市の30代女性は県内の高齢者福祉施設の職員で、入所者や職員ら124人は検査で陰性が確認された。(円田浩二、中村健人、樋渡光憲)

このエントリーをはてなブックマークに追加