バレーボール女子・V1リーグの久光スプリングスを運営するSAGA久光スプリングス(鳥栖市)は23日、新たな練習拠点になる体育館を鳥栖市に建設するため、鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)の駐車場の一部の貸与を求める要望書を市に提出した。鳥栖市と神戸市にある練習拠点を一本化し、メインアリーナとサブアリーナがある体育館とクラブハウスを同社が建設する方針で、2023年春の完成を目指す。

 SAGA久光スプリングスの萱嶋章社長らが23日に鳥栖市役所を訪れ、橋本康志市長と森山林議長に要望書を手渡した。貸与を求めたのは旧国鉄時代に操車場だった第4駐車場(藤木町)で、市有地になっている。橋本市長は「市議会の理解も得ながら協力していきたいと考えている。早急に協議、検討し、改めて回答する」という趣旨のコメントを出した。

 同社によると、練習拠点の敷地面積は約1万500平方メートル、施設は地上2階建てで床面積約8600平方メートル。24年に佐賀で開催される国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会に向けて整備が進むSAGAアリーナ(仮称、佐賀市)の完成後は、アリーナを中心にホームゲームの開催を予定しており、練習拠点を鳥栖市に置くことにした。新施設には市民や一般客も利用できる運動施設を併設する予定で、同社は「地域に愛される施設にしたい」などと話している。

 久光スプリングスはリーグ優勝7度を誇る強豪で、長岡望悠や石井優希ら日本代表選手を複数擁する。3月にチームの運営を担う新会社を鳥栖市に設立し、将来的に拠点を移す考えを示していた。(樋渡光憲、草野杏実)

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