古川万祐子さん(中央)と松島の宗和則さん、ひとみさん夫妻=唐津市鎮西町の松島

 「唐津の島に携わる仕事をしたい」と向島出身の夫と結婚して思うようになりました。島で暮らすには金銭的に厳しいと感じ、結婚を機に夫は漁師を辞め、島を出ることになりました。

 漁師だけで生計を立てる厳しさに直面し、海の環境の変化、また少子高齢化などさまざまな課題があると感じました。「島から出たからこそ私にできることはないのか」と考えていた時に、離島担当の集落支援員という職業と出合いました。現在5年目で、「からつ七つの島活性化協議会」のサポートをする立場としても活動をしています。

 七つの島それぞれに特色があり、連携、切磋琢磨(せっさたくま)しながら島の活性化に向けた取り組みが行われ、それをサポートしています。島の人の声を聞いてアイデアを出し合いながら形にしていくというのはとても楽しく、やりがいのある仕事だと感じています。

 例年、七つの島活性化協議会はさまざまな活動をしていますが、今年はコロナの影響もあり、多くのイベントが中止となりました。その中でも「七つの島物産展」は島のことや島の特産品を知ってもらえるとても良い機会と思っています。また、普段なかなか会えない島の人同士の情報交換をする場にもなっていて、その様子を見るのが大好きです。コロナが収束した際にはすぐにでも開催したいですし、各地の皆さまに来ていただきたいと考えています。

 島には多くの課題がありますが、これからも島の人のペースに合わせながら課題解決や島が取り組みたい「想(おも)い」を形にできるように活動をしていきたいと思っています。

このエントリーをはてなブックマークに追加