伊万里市が公共施設の統廃合計画案を説明した市議会全員協議会=市役所

 伊万里市は23日、市の公共施設を将来の人口予測や財政状況を踏まえて再配置する計画案をまとめ、市議会に報告した。小・中学校を中心に統廃合を進め、2021年度から10年間で22施設を減らす必要があるとしている。1月中旬から13カ所で市民向け説明会を開く。

 市内には計画対象の建物が335棟あり、築30年以上が7割、築40年以上が5割を占める。老朽化する建物の維持費が財政を圧迫することが懸念され、本年度は計画作成を進めていた。

 計画案によると、対象の建物がある119施設のうち、最初の10年間で22施設、その後30年間で約10施設を減らす。隣接する小・中学校の統合、保育園の民営化、市営住宅の統合などを進める。市議会全員協議会で説明した東嶋陽一総合政策部長は「全体像を示したものであり、学校の統合など個別案件については地域や関係者の意見を聞いた上で進めていく」と述べた。

 市民向け説明会は1月13日の大坪コミュニティセンターを皮切りに、新型コロナウイルス感染症対策のため参加者を各地区の代表者に絞って行う。2月3日からパブリックコメントで意見を募る。(青木宏文)

このエントリーをはてなブックマークに追加