肘に負担をかけない投げ方を教わる参加者=伊万里市大川町の大川コミュニティセンター

 野球をする小中学生を対象にしたスポーツ障害の予防教室が20日、伊万里市大川町で開かれた。選手や指導者ら80人が、肩や肘を故障しない投げ方などを専門家から学んだ。

 発達途上の子どもが練習のやり過ぎなどで引き起こすスポーツ障害への問題意識が高まる中、地域の少年野球チームの指導者が企画した。伊万里市と有田町の理学療法士10人を招き、講座や実践指導を受けた。

 講座では少年野球の指導経験がある田中泰光さん(49)が、肩や肘に負担をかけない投げ方や練習方法について話した。「子どもは体が出来上がっていない上、昔と比べて体力や運動能力が低下していることからも、体の動かし方を丁寧に教える必要がある」と強調。肩や肘に異変があっても痛みを感じないケースが多く、日頃のチェックを心掛けるよう求めた。

 大川少年野球の平山雄大監督(31)は「なぜけがや故障を招くのかを分かりやすく教えてもらった。トレーニング方法も含めて今後に生かしたい」と話した。(青木宏文)

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