加藤博之佐賀労働局長(中央)から認定通知を受け取った勝栄機工の前川圭士社長(左)と精工コンサルタントの佐々木義文社長=佐賀市の佐賀第2合同庁舎

 佐賀労働局(加藤博之局長)は、若者の採用や育成に積極的に取り組んでいるユースエール企業に、勝栄機工(伊万里市)と精工コンサルタント(唐津市)を認定した。いずれも建設分野の企業で、「従業員の満足度向上や新規就労者の確保につなげたい」と気持ちを新たにしている。

 勝栄機工は原子力発電所のメンテナンスのほか、各種プラントや工場の新設・補修工事などを手掛けている。若い社員の国家資格取得などを支援し、技術向上に努めており、前川圭士社長(60)は「人手不足で取れる仕事が限られる場合もある。認定を機によりよい労働環境にしていきたい」と話す。

 精工コンサルタントは、測量や設計、地質調査などを担っている。高校卒業の新入社員を対象に専門学校に通う費用を負担するなど若手の育成に力を注いでいる。佐々木義文社長(61)は「顧客と従業員の両方の満足度を上げることが経営の根幹」と話し、さらなる就労環境の改善に意欲を示す。

 ユースエールは厚生労働大臣による認定制度。人材育成方針の策定をはじめ、正社員の離職率が低く、残業時間が短いことなど12の基準を満たした中小企業を認定している。(中島佑子)

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