グランドチャンピオンのカップを手にする福川美代子さん=伊万里市黒川町の自宅

 伊万里市黒川町の福川美代子さん(75)が、九州歌謡選手権のグランプリ大会で、グランドチャンピオンに輝いた。「支えてくれた家族や先生、仲間のおかげ」と栄冠を喜んでいる。

 友人らと以前からカラオケを楽しんでいた福川さんは、夫と営んでいた建設業を長男夫婦に譲った70歳のころから、多久市の演歌歌手、希望彰さんに師事し、発声練習などレッスンに励んできた。

 大会は11月22日に唐津市で開かれ、グランドチャンピオン決定戦第1部(70歳以上)にエントリー。同選手権の年齢別部門の歴代優勝者が出場できる部門で、今回は7人で競った。

 音域の広さを誇る福川さんは、「浪曲夫婦節」を熱唱。苦労をともに乗り越えようとする夫婦愛に自身を重ね、せりふにも感情を込めたという。審査では、節回しもよく、さびの盛り上がりも評価された。

 現在は演歌の名曲「無法松の一生」をけいこ中で、「今度はこの曲で歌謡大会に挑戦できたら」と新たな目標に向かっている。(古賀真理子)

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