アニメ「鎮西八郎為朝」の主人公が弓を引く場面

アニメ「鎮西八郎為朝」の一場面。上峰町にゆかりがある主人公の鎮西八郎為朝

アニメ「鎮西八郎為朝」の一場面。上峰町の風景も描かれている

 上峰町は町内に伝説が残る武将「鎮西八郎為朝(ためとも)」をモデルにしたアニメを制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。全編を通して人気ロックバンド「ユニコーン」が書き下ろした新曲が流れる。町は「上峰町の良さを分かりやすくPRするきっかけにしたい」と期待している。

 鎮西八郎為朝(源為朝)は平安時代末期の武将で、鎌倉幕府を開いた源頼朝や義経の叔父にあたる人物。大きな体に加えて気性が荒く、勇猛な人物として知られた。九州に追放された際には一帯を制覇。上峰町内には為朝が城を築いたと伝わる「鎮西山」や、5万の敵を破ったとされる「五万ヶ池(ごまがいけ)」が残っている。

 アニメは上映時間約5分のショートムービー。内容は為朝の人間味あふれる温かさや優しさをテーマにしており「心優しき暴れん坊」である為朝を全国に伝えたいとの思いが込められている。アニメは業界最大手スタジオ「Production I.G」が担当。ユニコーンが手掛けたテーマソングは、為朝にかけて「TIME-TO-MORE」。「愛のため 友のため」と歌う。

 動画は12月11日に公開され、現在73万回を超えるアクセスがあるなど、注目を集めている。武広勇平町長は「上峰町の風景などがアニメに反映されており、とてもいい出来だと思う。多くの人に見てもらえれば」と呼び掛けた。(瀬戸健太郎)

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