小城署の野口裕明署長(右)から賞状と盾を受け取った東原庠舎西渓校の生徒=多久市の同校(提供写真)

 小城署(野口裕明署長)は管内の中学・高校を対象に、自転車の施錠に対する意識を競う「学校別対抗自転車鍵かけコンテスト」を実施した。管内の中学・高校の計10校の駐輪場で施錠した自転車の割合を調べ、東原庠舎西渓校(多久市)が頂点に輝いた。

 管内で発生している自転車盗の被害者の大半が中高生であることを受けた取り組みで、同署で初めて企画。9月23日から10月20日までの間、署員が抜き打ちで施錠状況を調べた。1位の東原庠舎西渓校は97%、2位の三日月中(小城市)は96%、3位の小城中(同)、東原庠舎東部校(多久市)は95%だった。

 東原庠舎西渓校では3年ほど前から、毎朝、生徒会を中心に、駐輪場にある自転車の施錠状況の確認や整理整頓する活動を続けてきた。2日に同校で開かれた表彰式では、野口署長が生活図書委員長を務める9年の久保妃奈花さんに賞状を手渡した。

 同署によると、11月末現在、自転車盗の認知件数は25件で、うち19件は中高生が被害に遭った。全て無施錠だったといい、木下浩一副署長は「余裕がなくなったら鍵を掛け忘れてしまう。ゆとりを持った行動を心掛けてほしい」と呼び掛けた。(松岡蒼大)

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