佐賀県難病相談支援センターや、難病患者の現状などについて理解を深めた研修会=県議会棟

 佐賀県議会の全37議員でつくる難病対策推進議員連盟(木原奉文会長)の研修会が15日、県議会棟で開かれた。県難病相談支援センターの三原睦子所長が講師を務め「安心して病気を言える環境づくりをお手伝いしていただければ」と呼び掛けた。

 三原さんは、難病について「多様な疾患があり相談の内容も多岐にわたる」と説明した。センターの相談件数は減少傾向にあり「まだセンターが知られていない」との認識を示した。

 新型コロナウイルスの影響で、基礎疾患のある難病患者が受診を控えたり、受診の間隔を空けたりする傾向にあり「交流などができず家に閉じこもりがちになっている」と現状を報告した。その上で「難病患者の多くは地域の中で生活しているが、急に発症するケースが多いので、難病患者であることが知られていない」と述べ、周囲への周知の必要性や難病への理解を求めた。

 これに対し議員からは、職場での理解に向けた取り組みなどに関する質問が出た。(岩本大志)

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