虹村ねりさんが手がけた「メタフィクション・ガール」のジャケット(提供)

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 唐津市厳木町出身のシンガー・ソングライターLUA(ルア)さんが9日、1枚目のシングル「メタフィクション・ガール」を配信リリースした。80年代シティーポップの懐かしさに新世代の感性が加わり、心が高揚するポップソングに仕上がっている。

 LUAさんは小城高在学中から自身のバンドでヤマハやソニーなどが主催する大会で入賞を重ね、大手レコード会社と育成契約。高校を卒業した2012年に上京、18年からソロ活動を始めた。山口一郎(サカナクション)と藤原ヒロシのテレビ番組や、川谷絵音のラジオ番組でも楽曲が流され、スガシカオにSNSで楽曲をシェアされるなど高い評価を得ている。

 3月に予定されていた川谷主催のイベントが延期になるなど、コロナ禍の影響もあったが、曲やミュージックビデオの打ち合わせをリモートで進め、走り出す準備を重ねてきた。今作を皮切りに、今後は2カ月に1作のペースで新曲をリリースするという。

 幼少期は親の影響でマイケル・ジャクソンなどブラックミュージックに親しみ、小学生で山崎まさよしらシンガー・ソングライターに憧れを持った。中高生ではオアシスなどのUKロック、ナンバーガールなど日本のロックにはまり「聞いてきた音楽の幅の広さと深さが武器」と話す。

 新曲は初めて女性目線で書いた歌詞で、みずみずしい恋愛のときめきと、それを俯瞰して眺めるクールな目線が入り交じる。自ら12本のギターを駆使して徹底的なポップに荒々しいロックを添えて作り込んだ音に、ユニセックスな独特の歌声を乗せた。パステルカラーで愛らしいアニメーションのミュージックビデオも同時に公開している。

 LUAさんは「今の状況をチャンスに変える動き方を探りたい」と話し「聞いている間だけでも元気になってもらえるような音楽を届けたい」と笑顔を見せる。(花木芙美)

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