未来計画を松尾佳昭町長(右から4人目)に提案した生徒たち=有田町生涯学習センター

「さが未来発見塾」で策定した未来計画を提案する有田中と西有田中の生徒たち=有田町生涯学習センター

「さが未来発見塾」で策定した未来計画を松尾佳昭町長(左)に手渡す生徒たち=有田町生涯学習センター

「さが未来発見塾」で策定した未来計画を提案する有田中と西有田中の生徒たち=有田町生涯学習センター

 中高校生が地域の魅力や課題を学んで将来像を考える佐賀新聞社の「さが未来発見塾」が13日、有田町生涯学習センターで開かれた。有田町編の最終日で、中学生6人が策定した「未来計画」を松尾佳昭町長に提案。QRコード付き有田焼タイルやまちなか託児所など、既存のものを生かしつつ、新たな魅力もつくりだすプランを説明した。

 有田中2年生4人と、西有田中1年生2人が参加。10月から2回のワークショップと取材活動を行い、まちづくりに携わる住民や本紙記者から町の現状を聞き、未来計画「有田いいところプラン」を練り上げた。

 重点政策に「今あるいいところを生かすと同時に、新たないいところをつくること」を掲げ、町の魅力を高めることで、人口減少を抑えて若者が元気なまちを目指すとした。

 具体的には、町の情報のQRコードを描いた有田焼タイルの駅への設置や、子育て世代が陶器市を楽しむためのまちなか託児所、稲で絵や文字を描く棚田アートなど5プランを提案。若者向けに、#(ハッシュタグ)宣伝隊によるSNSでの情報発信手段も伝えた。

 松尾佳昭町長は「私たち世代では出ない面白いアイデアを頂いた。提案を何らかの形で具現化できるよう考えたい」と若い世代の柔軟な発想に関心を寄せた。

 有田中の引田天音(あまね)さんは「町をよりよくしていくため、これからも有田の魅力を探したい」、西有田中の川久保光莉(ひかり)さんは「未来計画が実践されることで、活気ある有田に発展してほしい」と郷土愛を深めていた。同塾の有田町編は27日付の佐賀新聞で詳報予定。

 「さが未来発見塾」は地域の未来を担う人づくりを応援しようと、佐賀新聞社が県内の企業・団体の協賛を受け展開。中高校生が「未来計画」を策定するプロセスの中で、自らが郷土を担うという自負心(シビックプライド)の醸成を目的としている。同塾は今後も自治体ごとに開催を予定している。(古賀真理子)

有田町でさが未来発見塾(2020年12月13日)
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