交通安全デザインコンテストの各部門で最優秀賞に輝いた、左から塩田綾香さん、大石彩未さん、福田孝さん=県庁

 交通安全の啓発を目的としたデザインコンテスト(県主催)の表彰式が13日、佐賀市の県庁で開かれた。イラストレーション部門で懸垂幕の部の最優秀賞には神野小5年の大石彩未さん=佐賀市=の作品が選ばれ、拡大プリントした縦7メートルの幕が交通安全県民運動期間中(15~24日)に県庁や市町庁舎、警察署に掲げられる。

 デザインの力を活用して交通事故防止を目指す県の「SAGA BLUE PROJECT(サガ・ブルー・プロジェクト)」の一環。大石さんのほか、イラスト部門のマグネットの部で佐賀市の会社員塩田綾香さん(27)、アイデア部門で唐津市の中学校教諭福田孝さん(51)が最優秀賞に選ばれた。

 大石さんの懸垂幕は、県のスローガン「やめよう! 佐賀のよかろうもん運転」をカラフルに書き、文字を車のイラストで囲む工夫をした。塩田さんは「あぶない」の4文字に、信号無視や「ながら運転」などのイラストを描き込んだ。福田さんは、車のダッシュボードに置く交通安全キャラクター「マニャー」の人形を考案。急発進や急ブレーキといった運転をすると人形が揺れ、安全運転を促す。

 表彰式では、プロジェクトのクリエイティブディレクターを務める永井一史さんが「皆さんのデザインが多くの県民の心を動かし、交通事故が1件でも減る未来につながっていくと思う」とあいさつ。山口祥義知事から表彰状を受け取った大石さんは「通学路でも危ない運転をする車を見掛ける。少しでも事故が減ってほしい」と話した。

 イラストは、優秀賞の作品も含めてマグネットやエコバッグ、ポケットティッシュなどのグッズに活用し、計約4万点を作成。県民運動を通じて市町や警察署が配布する。アイデア部門の作品は今後の県の施策に生かす。(円田浩二)

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