石仏88体の写真が飾られ、四国八十八カ所巡りが体験できる企画展=多久市多久町の市郷土資料館

入館者に無料で配布されている特製の御朱印紙

入館者に無料で配布されている特製の御朱印紙

 四国八十八カ所巡りに代表される日本の「巡礼文化」をテーマにした企画展が、多久市多久町の市郷土資料館で開かれている。四国に行かなくても巡礼できるように、江戸時代に造られた長崎県平戸市の石仏88体の写真を展示。入館無料。20日まで。

 石仏は平戸市の最教寺にあり、四国八十八カ所の霊場や寄付した人たちの名前がそれぞれに刻まれている。多久市内でも江戸時代から昭和にかけて石仏が造られたが、当時の姿のまま現存しているものは少ないという。

 企画展は資料館の開館40周年記念展の一つ。入館記念として、平戸の石仏のうち如来や菩ぼ薩さつ像が印刷された6種類の御朱印紙を1種類無料で配布している。新型コロナウイルスの影響なのか、薬師如来の御朱印紙が一番人気という。

 藤井伸幸館長は「日本人の心のよりどころとして受け継がれてきた文化に思いを巡らせてもらえたら」と話す。14日は休館。問い合わせは郷土資料館、電話0952(75)3002。(谷口大輔)

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