グループで反対意見とその対策を話し合う5年生=嬉野市の塩田小

 新聞を活用した教育を進めるNIEの授業研究会が9日、嬉野市の塩田小(橋本幸雄校長)で開かれた。5年生が総合学習で取り組む「私たちのじまんの塩田を盛り上げよう」の中で「反対の立場を考えて意見文を書こう」のテーマで授業が行われた。

 説得力のある意見文にするために、反対意見を想定して対応策を考える授業で、児童は個人の考えをグループで出し合い、相互に意見を交わしながら学習を進めた。教材として配られた新聞記事を参考に「スタンプラリーをする」「そば打ち体験をしてもらう」などの自分たちで考えついた町を盛り上げる案に対する反対意見やその対応策を考えた。

 授業後に緒方鈴さんは「全員でいろいろな意見を出し合い、作文のためのいい案ができた」と話し、森田雅士君は「反対の意見がいっぱい出た。いい作文にしたい」と意欲を見せた。

 近隣校やNIEの実践指定校から教諭ら約20人が参加した。授業を担当した担任の富永久美教諭は「当初に比べてとても意欲的に取り組むようになり、記事から読み取る力も付いてきている」と実践の成果を述べた。(多久島文樹)

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