サイクルルートの視察に訪れた(左から)山田大五朗さん、けんたさん、黒枝士揮さん=唐津市の虹の松原

虹の松原や呼子などのサイクルルートを視察した参加者たち=唐津市の虹の松原

 プロのロードレーサーらが3日、唐津市内を訪れ、北部九州3県を自転車で巡る「サイクルツーリズム」のルートを視察した。道の走りやすさや風光明媚(めいび)な景色を感じていた。

 広域の周遊で観光客を呼び込もうと、唐津観光協会や佐賀県などでつくる協議会が二つのモデルルートを決め、九州運輸局がルートの視察を依頼した。この日は唐津市内の立神岩や市街地、虹の松原を巡り、約50キロのコースを実際に走った。

 プロ選手の黒枝士揮(しき)さん(28)=大分県=は「呼子からの海岸線が気持ち良かった。平たんな道も多くて初心者でも楽しめそう」、自転車旅の動画を配信するユーチューバーのけんたさん(30)=埼玉県=は「海岸線や虹の松原の“トンネル”など見どころがたくさんあった」と満足げだった。

 世界で活躍した元サイクリストの山田大五朗さん(42)=福岡県=は湊周辺の海沿いを「バイパスが整備されていたので、海沿いの道は走りやすかった」と振り返った。

 翌日は唐津東港から海を渡り、長崎県の壱岐市や博多を巡るルートを走った。視察を各自治体などでのルートづくりに生かしていくという。唐津観光協会事務局次長の山根路子さんは「自転車で観光する人が増えていると感じる。自然を感じてもらい、観光客を呼び込みたい」とサイクルツーリズムに期待を寄せる。(横田千晶)

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