年明けに長崎線を初運行するJR九州の観光列車「かわせみ やませみ」(同社提供)

 JR九州は8日、今年7月の豪雨で被災した肥薩線(熊本―人吉)での運行を取りやめている「かわせみ やませみ」を、来年1月8日に1日限定の企画団体列車として長崎線(博多―肥前浜)で初運行すると発表した。沿線自治体と協力したおもてなしにも力を入れる。

 JR九州では2018年から佐賀地区の魅力発信や地域のにぎわいづくりを目的に企画列車を運行している。過去2回はSL人吉号の客車を使用したが、「かわせみ やませみ」を用いることで新たなファンの獲得につなげる。

 当日は博多駅を午前10時52分に出発し、午後0時29分に肥前浜駅に到着。貸し切りバスで祐徳稲荷神社や幸姫酒造を巡り、同3時50分に肥前浜駅を出発して同6時7分に博多駅に戻る。最少催行人数は40人で、代金は大人1人6500円。

 「かわせみ やませみ」は2017年にデビューした青と緑の車両が特徴的な2両編成の観光列車。肥薩線が7月の豪雨で被災して以降は、週末に鹿児島線を特別運行するなどしていた。JR九州佐賀鉄道部は「コロナ禍で観光産業も大変な中だが、地元の力になれれば」と話す。問い合わせはJR九州旅の予約グループ、電話092(482)1489。(大橋諒)

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