SDGsの目標に沿って課題を探究し、生徒の前で発表する代表者=小城市の小城高

 小城市の小城高の生徒が身近な課題を設定して解決策を探る「オンリーワン課題探究活動」の発表会が4日、同校であった。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」から「質の高い教育」や「安全な水」などのテーマを選んだ2年生の8グループが、それぞれの取り組みを発表した。

 生徒たちは、SDGsの17目標の中から1つ選び、解決に向けての提案や実際に行った活動を発表した。「質の高い教育をみんなに」を目標に調べたグループは、ネパールの識字率は世界でも低く、女性で45%、男性で70%ほどと発表。文字を書くことを定着させ識字率を上げるため、クラスのみんなでネパールの子どもたちと英語での手紙交流を行ったことを紹介した。

 安全な水の供給のため、クラウドファンディングを始めたグループもあり、田中莉加さん=多久市=は「募集を始めたばかりだが、知らない方からの寄付もあった」と行動する大切さを実感した様子。日本ユニセフ協会に全額寄贈し、水問題解決の資金にするという。近藤浩明教諭(30)は「世界中で旬な話題に興味関心を持ち、今後に生かしてほしい」と話した。

 佐賀市の認定NPO法人「地球市民の会」の大野博之副理事長(56)の講演もあり、「自分の取り組む課題を見つけて『マイSDGs』を持って。皆さんは世界を変える人になれる」と語った。(森田夏穂)

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