絵の具を板にのせ、版画で年賀状を作る子どもたち=唐津市の湊小学校

 唐津市の湊小の5、6年生約30人は1日、版画を使った年賀状づくりに取り組んだ。来年のえと・丑(うし)を思い思いにデザインして味わいのある年賀状を完成させた。地元の1人暮らしのお年寄りに届けるという。

 賀状づくりは、公民館で絵手紙を教えている前川廣志さん(72)=唐津市相賀=を講師に、2012年から取り組んでいる。児童たちは11月から下書きした絵をもとに彫刻刀で版を彫っており、この日は刷りの作業に取り組んだ。「絵の具の水分は少なくね」と前川さんの助言を受けながら、ゴム版画にカラフルな絵の具をのせ「バレン」で押さえながら、はがきに写していった。

 子どもたちは「令和」「あけおめ」などの言葉とともに、愛らしい丑をデザインした賀状を刷り上げた。こたつでまどろむ姿を描いた6年の福山りづさんは「水の量が多くてにじんだり、手書きと違って思い通りにならない。だけどきれいにできて良かった」と満足げだった。(横田千晶)

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