国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、2010年12月に潮受け堤防排水門の開門を命じた二審福岡高裁判決から、6日で10年になる。当時の国は上告せず、判決は確定した。その後、国が起こした確定判決の効力を争う請求異議訴訟は続き、営農者が起こした別の訴訟では開門を認めない判決が確定。