久光-JT 第2セット、ボールに飛び付く久光の石井優希=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 粘り強く食らい付いたが、勝利をたぐり寄せられなかった。久光スプリングスは3位のJTと全セット接戦に持ち込んだものの、最後に突き放されてストレート負けを喫した。戸江真奈主将は「(ゲームの)入りはよかったが、中盤の戦い方や勝負強さが足りなかった」と肩を落とした。

 攻めのサーブで主導権を握ろうとした久光だったが、第1セットにサーブミスで6失点するなど、流れに乗り切れなかった。191センチの相手エース・ドルーズの強烈なスパイクを止められずに両チーム最多の23得点を許し、勝負どころで決定力の差を見せつけられた。

 後半戦初戦を落とし、今季初の3連敗。チームは苦しい状況が続く。ただ、前の試合のNEC戦では相手サーブから崩されて連続失点したが、この日は課題のサーブレシーブをしっかり改善して攻撃につなげた。酒井新悟監督は「やってきたことの成果が見られた」と評価した。

 また、野本梨佳がフェンスにぶつかりながらボールを拾ったり、戸江や石井優希がコート外までボールを追い掛けたりと、ホームのファンの前で諦めない気迫のプレーも見せた。戸江は「コート外に行ったとしても、最後まで追い掛けることでチームに流れが来る。そんなプレーが今の久光にとって大事」と力を込めた。

 6日に対戦する埼玉上尾には、1巡目の対戦でストレート負けを喫している。簡単な相手ではないが、石井は「年内最後の試合なので、リベンジしてホームで勝って終われるように頑張りたい」と闘志を燃やした。(草野杏実)

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