モダンなデザインに引きつけられるように立ち寄り、商品を試す来店者=佐賀市の「コムボックス佐賀駅前」内「SAGA MADO(サガマド)」

モダンなデザインに引きつけられるように立ち寄り、商品を試す来店者=佐賀市の「コムボックス佐賀駅前」内「SAGA MADO(サガマド)」

 有田焼や諸富家具など佐賀の伝統工芸を手掛ける事業者と世界で活躍するデザイナーがコラボして開発した新商品の展示会が4日、佐賀市のJR佐賀駅前の観光拠点「SAGA MADO(サガマド)」で始まった。会場には、日常使いしやすいよう考えられたモダンなデザインの商品が並ぶ。6日まで。

 県内に活動拠点を置くNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」(本部・広島県)が、地域活性化を目的に2018年から始めた取り組み。第三弾となる今回は、諸富家具の平田椅子製作所、肥前吉田焼の副千製陶所、黒牟田焼の丸田宣政窯、鍋島緞通だんつう吉島家、有田焼の李荘窯業所の5社が参加した。

 平田椅子製作所の新作椅子は、座り心地やフィット感を追求。座った後ろ姿まで美しく見えるようデザインされ、肘掛けは丸みを帯びた曲線で優雅さを演出している。立ち寄った60代女性は「どの作品もデザインが今風でおしゃれ」と座ったり触ったりしていた。PWJ佐賀事務所の三好信子所長(62)は「佐賀の伝統工芸品は素晴らしいものばかり。商品開発をきっかけに伝統工芸品のさらなる発展につながれば」と話した。

 商品は佐賀県のふるさと納税のNPO支援メニューの返礼品に採用されるほか、参加事業者でも購入できる。(志波知佳)

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