出荷が始まり、箱詰めされるプチヴェール=唐津市山本のJAからつ唐津中央営農センター

プチヴェール。芽キャベツに似ており、ブロッコリーのようにゆでて食べる

 佐賀県内で栽培例がほとんどない芽キャベツに似た野菜、プチヴェールの出荷が唐津市で始まった。レストランなどでの需要があり、東京や福岡などの市場に出荷される。

 プチヴェールはアブラナ科の野菜で30年ほど前、国内で開発された。8月に植えて80センチほどに育つが、この脇芽を収穫する。唐津市では4人が40アールほど栽培しているといい、唐津市山本のJAからつの選果場にはパック入りのプチヴェールが出荷されている。

 栽培して7年になるという同市浜玉町の金丸吉成さんは「雨で定植がずれ込んだが、最近冷え込んで出来はいい」と話す。食べ方はブロッコリーと同じで、ゆがくのが基本。花のような形状で鮮やかに発色し、しゃきしゃきと歯ごたえもよいため、料理の飾りにも重宝されるという。

 JAからつ唐津中央営農センターによると、冬場の軽量野菜として貴重だが、樹勢を一定に保ち、病害虫を駆除するなど栽培面の課題は多いという。出荷は2月までで、今季は2・3トンの出荷を見込む。

このエントリーをはてなブックマークに追加