人権週間(4~10日)にちなんだ街頭啓発キャンペーンが3日、佐賀市のゆめタウン佐賀と佐賀駅バスセンターで行われた。人権擁護委員や同市社会人権・同和教育推進協議会役員らがチラシとグッズを配布し、新型コロナウイルスに伴う人権への配慮などを呼び掛けた。
感染者らに対する不当な差別をなくすことや人権相談の窓口を記したチラシ、本年度の人権啓発ポスターコンクールの入賞作品を掲載したカレンダーなどを600セット用意した。ゆめタウン佐賀では、参加者が買い物客に配りながら人権週間をPRした。
市の担当者は「感染者が再び増えていて、啓発を通じてコロナに関連した誹謗(ひぼう)中傷などの防止につながれば」と話した。(山本礼史)