理科研究発表で知事賞に選ばれ、橋本市長(左)と天野教育長(右)に報告した(左から)鳥栖小の日山さん、基里中の取越さん、堀さん、三宅さん、鍋島さん=鳥栖市役所

 県児童生徒理科研究発表会で知事賞に選ばれた鳥栖小2年の日山しおりさん、基里中3年の鍋島凜々さん、堀衣花さん、取越莉有さん、三宅彩加さんが2日、鳥栖市役所で橋本康志市長と天野昌明教育長らに受賞報告をした。日山さんは「野菜が浮くか、浮かないか」、鍋島さんら4人は「無重力(微小重力)における液体の挙動について」で受賞し、それぞれの発表内容を動画で紹介した。

 低学年の部で受賞した日山さんは、キュウリやタマネギ、サツマイモなどが水に浮くか調べた。小さく切ってみたり、「海では人が浮きやすい」とお父さんに聞いて塩水で実験。「沈む野菜は小さく切っても沈み、塩水だとサツマイモが浮いたのでびっくりした。もっとたくさんの野菜で調べてみたい」と話した。

 中学校1分野で受賞した鍋島さんら4人は美術部。豊田博司校長の勧めで、高さ2メートルから実験ボックスを落下させて一時的に無重力状態をつくる装置を使って昨年から実験を重ねてきた。無重力では水が丸くなるのを見て、食塩水や洗濯のり、水あめなども丸くなるか調べた。「この実験は前例がないので、どの結果が正確なのか悩んだ時期もあった。実際の無重力空間でさらに実験内容を確かめてみたい」と話していた。

 今年は新型コロナのため、発表会は8分間の動画による発表・審査が行われた。動画を見た橋本市長は「参りました」とそれぞれの着想や実験内容に脱帽し、「これからも好奇心おう盛に、やりたいことを深めてください」と激励した。(樋渡光憲)

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