常盤商事が購入した佐賀銀行別館ビル。大規模リノベーションを施し、本社ビルとする=佐賀市愛敬町

 佐賀銀行(坂井秀明頭取)は、佐賀市愛敬町にある同行別館ビルを、保険代理店業や不動産業を展開する常盤商事(佐賀市、古川光則社長)に売却したと発表した。建物は鉄骨などを生かした上で2022年3月までに大規模にリノベーションし、常盤商事の本社や佐賀銀行の関連企業などが入る。

 別館ビルは1971年に建設された。鉄骨鉄筋コンクリート造り地上5階、地下1階で、延べ床面積3912平方メートル。売却額は非公表。

 75年に本店を建て替えた際には、一時的に本店機能を移したことがあり、近年は佐賀銀行の関連会社などが入居していた。建設から約50年が経過して老朽化が目立ち、耐震補強は済ませているものの、昨年の佐賀豪雨で被害を受けたこともあり、対応を検討していた。

 新築と遜色ない「街並みに溶け込んだ建物」をコンセプトに、12月から解体工事を始め、21年5月からは鉄骨などを生かして改修作業に入る。佐賀銀行によると、規模の大きい建物で鉄骨などの骨組みを残してリノベーションするのは県内では珍しく、坂井頭取は「持続可能なまちづくりに資する」と話す。(大橋諒)

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