須古鍋島家の御霊屋について白石町職員(左端)から説明を受ける参加者=白石町の陽興寺

須古城跡の大手門を見学する参加者たち=白石町堤

 龍造寺隆信ゆかりの須古城跡周辺を歩く「須古めぐり」が11月28日、白石町で開かれた。住民など約80人が史跡や観光名所を訪れ、地域の歴史に触れた。

 須古城跡の維持管理や観光案内をしている「須古歴史観光振興会」の会員や町職員が案内し、大手門や外堀跡、県遺産の縫ノ池など9カ所を巡った。参加者は時折、スマホで撮影しながら町歩きを楽しんでいた。

 陽興寺では隆信の弟・信周(のぶかね)を祖とする須古鍋島家の御霊屋(おたまや)を見学した。佐賀藩10代藩主鍋島直正の下で活躍した14代茂真(しげまさ)の墓塔には、功績をたたえて鍋島家の家紋「杏葉紋(ぎょうようもん)」が刻まれていることなどの説明があった。

 夫と2人で参加した佐賀市の西村紀美子さん(69)は「初めて参加したが勉強になって良かった。陽興寺が一番印象に残った」と話した。昨年に続いて2度目の実施で、振興会の東島國義会長(76)は「昔の武将がどういうふうに城を造ったのかなど想像しながら登るのも楽しい。来年秋ごろも地域巡りを計画している」と話した。(松田美紀)

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