笑顔の大谷桃子選手(右)と全仏オープン準優勝のプレートを手にする福元裕二理事長=神埼市の西九州大

お祝いを手に笑顔を見せる大谷桃子選手(中央)。左は福元裕二理事長、右は久木野憲司学長=神埼市の西九州大

 車いすテニスの大谷桃子選手(25)=かんぽ生命保険=の全仏オープン女子シングルス準優勝をお祝いしようと、母校である神埼市の西九州大で1日、お祝い授与式が行われた。後輩らに拍手で出迎えられた大谷選手は「学生がすごく集まってくれて驚いた。卒業しても歓迎してくれてうれしい」と笑顔を見せた。

 大谷選手はことし3月に同校を卒業後も佐賀市を拠点に活動し、9月には全米オープンに初出場。10月にパリで開かれた全仏オープンにも初出場を果たし、準決勝で世界ランキング1位の選手を破るなどして準優勝に輝いた。

 3月まで在籍していたスポーツ健康福祉学科の学生約40人の出迎えを受けた後、同校を運営する学校法人永原学園の福元裕二理事長からお祝い金10万円が贈呈された。福元理事長から準決勝の勝因を聞かれ、大谷選手は「気持ち的にもいい状態で試合に入れたのと、リターンをかなり際どいところに打てたのが勝因だと思う」と答えた。

 また、同校の久木野憲司学長から今後の目標を聞かれると、「来年1月の全豪オープンでの優勝を目指している」と答え、「まずはきちっと1勝したい」と意気込んだ。

 大谷選手は現在世界ランキング7位で、来夏の東京パラリンピックの出場が有力視されている。来夏に向けて大谷選手は「全仏で準優勝できて自信がついた。金メダル獲得を目指して頑張りたい」と力を込めた。(草野杏実)

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