山口祥義知事へ陳情書を手渡した県精神保健福祉連合会の松田孝会長(右)=佐賀県庁

 精神障害者の家族らでつくる佐賀県精神保健福祉連合会(小城市・松田孝会長)は1日、医療費の助成がある重度心身障害者の対象に精神障害者を組み入れるよう、山口祥義知事に陳情書を手渡した。

 県内では、重度心身障害者の対象が身体障害者や知的障害者に限られている。県障害福祉課によると、重度心身障害者への助成制度が始まった1975年当時に精神障害の定義が確立していなかったことや、自治体の財政負担などから、精神障害者が対象にはなっていないという。

 陳情書では「収入が不安定な精神障害者にとって医療費の自己負担は重く、心の不安を高める要因」とし、1~3級までの精神障害者手帳を持つ人への助成を求めた。山口知事は「精神障害を抱えている方や支えている家族もご苦労があると思う。市町と話し合って実現する方向にしたい」と応じた。(岩本大志)

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