マスクを着けて正月の縁起物製作を進める巫女の女性たち=佐賀市の佐嘉神社

師走に向けて、一本一本破魔矢を作っていく巫女の女性たち=佐賀市の佐嘉神社(撮影・鶴澤弘樹)

年内に参拝、縁起物 佐嘉神社「幸先詣」呼び掛け

 新年まであと1カ月。新型コロナウイルスの感染「第3波」が全国的に広がる中、佐賀市の佐嘉神社は、初詣の混雑を防ぐ「分散参拝」の一環で、12月に参拝を済ませて縁起物を取り換える「幸先詣(さいさきもうで)」を呼び掛けている。

 11月最後の日曜に当たる29日、七五三で佐嘉神社を詣でる親子が相次ぐ中、社務所では3人の巫女(みこ)が破魔矢作りの仕上げに追われていた。

 幸先詣は、年内に新しい縁起物に交換して新年を迎える取り組みで、新型コロナ対策として提唱されている。佐嘉神社は約1万点の縁起物を準備し、12月1日から授与を始める。

 「例年だと、今ごろから始める破魔矢作りが1カ月早い。七五三と重なって大変だったけれど、力を合わせて頑張ってきた」。巫女を務めて4回目になる坂本美羽さん(21)=鳥栖市=はこう話す。

 コロナ禍で迎える正月への神社の備えは、これだけではなかった。

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