川久保有華さんの作品

「また全国のコンクールで入賞する絵を描きたい」と話す川久保有華さん

 第72回明るい選挙啓発ポスターコンクールで、有田町の西有田中1年、川久保有華さんが最高賞の文部科学大臣・総務大臣賞を受賞した。中学1年では全国で2人だけの受賞で、川久保さんは「驚いたけれど、アイデアを考えるのに時間をかけた作品で、とてもうれしい」と笑顔を見せた。

 全国の小中高校から計8万639点の応募があり、うち中学生は3万4273点だった。最高賞は小学校が各学年1点、中学・高校は同2点が選ばれた。

 川久保さんのポスターは、18歳からの選挙権を意識し、高校生に投票を促す内容。左からは「その一票で 開こう 明るい未来」、右からは「明るい未来 開こう その一票で」と読めるように標語を配置し「開」の字のみを大きく描いた。門構えの上部を窓に見立て、下部は左右に開いて道をイメージし、高校生女子2人が明るい未来が待つ窓の方を向いて立つ姿を描いた。

 美術部の活動として取り組んだ。構想に時間をかけて「門を窓に見立てることをひらめいた」という。顧問の浦郷寿教諭(57)は「よく描かれる投票箱などではなく、固定概念にとらわれなかった点が評価されたのでは」と着想の素晴らしさを語る。

 本年度だけでも、佐賀ユネスコ協会の絵画展で日本ユネスコ協会連盟会長賞に、県学童美術展も県特選と、風景や人物画でも結果を残している。川久保さんは「絵を描くのが楽しくなってきた。また全国で入賞できれば」と新たな目標に向かっている。(古賀真理子)

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