55歳の誕生日を前に記者会見される秋篠宮さま=20日、東京・赤坂御用地の赤坂東邸(代表撮影)

 秋篠宮さまは30日、55歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、長女眞子さま(29)の結婚について「認める」と述べた。一方で、以前の会見で婚約の条件に多くの人が納得し、喜んでくれることを挙げたことを問われると「私の主観になりますけれども、決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」との認識を示した。

 「立皇嗣(りっこうし)の礼」が8日に行われ、国事行為としての代替わり儀式が幕を閉じたことには「安堵(あんど)した」「以前と変わらず、一つ一つのことを大切に務めていきたい」と語った。

 秋篠宮さまは、13日に発表された眞子さまと小室圭さん(29)の結婚への強い決意をにじませた文書を踏まえた上で「婚姻は両性の合意のみに基づく」とする憲法の規定を挙げ「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきだ」と述べた。

 だが、週刊誌などで報じられた小室家の金銭トラブルを念頭に、「見える形」での対応が必要とした上で「実際に結婚する段階になったら、今までの経緯も含めてきちんと話すということは大事」と指摘した。会見の最後に「結婚と婚約は違いますから」と述べたが、この発言についての具体的な説明はなかった。

 新型コロナウイルス禍における皇室の役割については、非常に困難な状況にある人や、その支援者を「できる限り理解することに努め、心を寄せていくこと」とした。公務などで活用が進むオンラインの利便性や有効性は認めつつ、難しさもあるとして、対面形式と使い分けていく考えを示した。

 コロナ以外のこの1年の印象深い出来事に、千葉県市原市の地層から「チバニアン(千葉時代)」と呼ばれる地質年代が決まったこと、青森県立名久井農業高校の生徒がストックホルム青少年水大賞でグランプリを獲得したことを挙げた。

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