メキシコの高齢者の暮らしについて紹介するカルミナ・ルイズ・ムラカワさん=玄海町の町民会館

バングラデシュの年金などを説明するマヤ・スルタナさん=玄海町の町民会館

「海外高齢者事情」をテーマに開かれた多文化共生理解出前講座=玄海町の町民会館

 互いの文化を認め合う「多文化共生理解出前講座」が26日、玄海町の町民会館で開かれた。「海外高齢者事情」をテーマに、60歳以上の町民88人が外国の同世代を取り巻く現状などを学んだ。

 講師は県内在住の2人が務めた。メキシコ出身のカルミナ・ルイズ・ムラカワさん(61)は日本とメキシコの高齢者を比べて「日本の方が幸せだと思う」と答えた。その理由について「日本では病院に行きたいときに行けるが、メキシコはそうではない。食生活も(日本の方が)健康的」と述べた。

 バングラデシュ出身のマヤ・スルタナさん(37)は「65歳以上の約40%が年金をもらっていない」と母国の年金事情を紹介。「もらっていない人たちは、子どもや孫たちと暮らし養ってもらっている」と説明した。

 出前講座は県国際交流協会が開いている。今回は町教育委員会が講座を依頼した。(中村健人)

このエントリーをはてなブックマークに追加