伝承芸能を通じた交流の発展を確認した安芸高田市の石丸伸二市長(左)と山口祥義知事=佐賀県庁

 広島県安芸高田市の石丸伸二市長(38)が24日、佐賀県庁に山口祥義知事を訪ねた。市の「芸北神楽」の団体が前日開催された県伝承芸能祭に県外ゲストとして毎年参加している縁で、今後も伝承芸能を通じた市と県の交流を発展させていくことを確認した。

 安芸高田市には22の神楽団があり、地域活性化や若者の定住促進につなげるなど伝承芸能の継承に先進的に取り組んでいる。山口知事は石丸市長や神楽団団長らに「伝統ある神楽を楽しんでもらえるよう進化させる姿に、伝承芸能を未来につなぐ熱意を感じた」と感謝を述べ、浮立面を贈った。

 石丸市長は神楽で鬼が着ける般若面を知事に贈呈した。新型コロナウイルスの影響で練習ができず存続の危機にひんした神楽団もあったと言い、「披露する機会を設けることが大切で、伝承芸能祭を開催した佐賀の決断は素晴らしい。自分たちの可能性に気付かせてもらった」と語った。(栗林賢)

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