6次化推進のポイントを説明する庄司和弘氏=佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア

 農林漁業者のための経営セミナー(佐賀県地域産業支援センター主催)が佐賀市であり、専門家が6次産業化で成功する秘けつについて講演した。県内の生産者ら約40人が熱心に聴講した。

 6次産業は、1次産業に携わる生産者が加工(2次)や販売(3次)まで一貫して行うもの。農業振興のため国が力を入れており、最近は農家が事業化した個々の内容の質を高め、雇用を生むことを目指している。

 6次化を支援する国の事業に携わっている経営コンサルタントの庄司和弘氏が「5年先の付加価値向上1・5倍に向けて」のテーマで講演した。庄司氏は「○○がしたいとビジネスを始める人が多いが、なぜそれをするのか考えることが重要」と基本的な考え方について説明した。

 その上で、1次産業の人が法人化に取り組む場合、コスト削減など後ろ向きの目的が多いと指摘。事業は継続することが重要で、そのためには「成長が不可欠。人、モノ、金という経営資源が増えることで事業も継続する」とポイントを説明した。

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