来春の入学者を選抜する公立高の2021年度入試で、41道府県教育委員会が願書に受験生の性別欄を設けないことが26日、文部科学省への取材で分かった。心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど性的少数者の生徒に配慮し、性別記入を不要とする動きの広がりが鮮明になった。

 公立高入試の願書の性別欄は、大阪府や福岡県が19年度入試から廃止し、その後も各地で見直しが進んでいた。各教委は「合否に性別は関係なく、自覚する性と異なる性を記入することが生徒の心理的負担になる恐れがある」などとしている。

 文科省によると、性別欄がある6都県は山形、栃木、群馬、千葉、東京、静岡。東京都教委の担当者は「性別が偏らないよう男女別に定員があるため」と説明した。

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