5万人目となった山口智彦さん(左)=佐賀市東与賀町のひがさす

 国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された東よか干潟の魅力を発信する東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」(佐賀市東与賀町)が21日、来館者5万人を突破した。年間来館者を10万人を見込んでおり、10月20日の開館から1カ月での5万人到達に佐賀市は「コロナ禍で遠出できず、近場のレジャーが注目されたことが背景にあるのでは」とみている。

 東与賀町の干潟よか公園西側にオープンし、環境学習や観光、交流の拠点となる展示棟と、有明海を一望できる展望棟がある。5万人目として佐賀海苔のり、シギの恩返し米などの記念品を贈られた筑紫野市の山口智彦さん(37)は「本当にびっくりした。干潟の生き物に絶滅危惧種が多いことにも驚いた」と語った。

 市によると、この1カ月で平日は千~2千人、休日で2千~3千人程度の来館者があったという。環境政策課は、東与賀海岸に群生する塩生植物「シチメンソウ」が3年ぶりに色づいたことも挙げて「見頃を迎え、天気に恵まれたこともプラスに働いた。公園や海岸が屋外で、コロナの感染リスクを気にせず遊べる点も大きかった」と分析する。(大田浩司)

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