「命輝ける姿を描いた」と話す古賀悦子さん。右端は馬術場の馬を描いた「夜明けの風」=トネリコ・カフェ

「敦煌 莫高窟の交脚弥勒菩薩像」

「迷い猫と朝顔」

 画家で童話作家の古賀悦子さん(50)=佐賀市=の個展が、佐賀市のトネリコ・カフェで開かれている。動物や菩薩(ぼさつ)像など多様なテーマを自由に描いた約30点を楽しむことができる。30日まで。

 「夜明けの風」は白い馬が光を浴び、命輝くような様子を描いた。馬を絵にするようになって「関節の難しさに気付いた」と古賀さん。馬の解剖図などを参考にしながら、馬の優しくしなやかで美しい様子を表す。

 「芦毛(あしげ)の馬とコスモス」は、県総合運動場馬術場(佐賀市鍋島町)にいる馬がモチーフ。ふわっと柔らかなたてがみ、馬を取り囲む風景は光が差し込み明るい。

 「敦煌莫高窟(ばっこうくつ)の交脚弥勒菩薩像」は25年前に旅した際に見たもの。莫高窟の中はカメラの持ち込みができなかったため、ノートの片隅にスケッチしたという。「迷い猫と朝顔」は、民家に覆い茂ったアサガオの隙間から顔をのぞかせる白い猫が愛らしい。古賀さんは「小さな命から、大自然の中で生きる大きな命まで光を受けて輝く姿を見てほしい」と話す。カフェは土曜定休。(福本真理)

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