スマートフォンの「NET119」の通報画面。タッチして選択していく

 杵藤地区消防本部は12月から、聴覚や言語障害などで音声での119番が難しい人がスマートフォンやタブレット端末で容易に通報できる「NET(ネット)119」の運用を始める。事前登録を呼び掛けている。

 NET119は氏名やよく行く場所などを事前登録し、インターネットを利用して音声を介さずに通報できるシステム。全国の消防が導入を進めている。県内では唐津市消防本部が7月に取り入れ、佐賀広域消防局も年度内に開始する計画。

 消防本部は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、よく行く場所、かかりつけ病院などの情報を得て本部のシステムに登録する。登録者は通報の際、「救急」か「火事」か、自宅や登録しているよく行く場所などの「現在地」などを選択し、その後はチャット機能でメッセージをやりとりして詳細を伝える。衛星利用測位システム(GPS)機能も活用する。

 事前登録は申請書で受け付けている。問い合わせは杵藤地区消防本部、電話0954(20)0227。ホームページでも情報提供している。(小野靖久)

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