会場には色鮮やかな絵画など多様な作品が並ぶ=佐賀市本庄町の佐賀大学美術館

 佐賀大芸術地域デザイン学部の学生ら約50人の展覧会「総合展」が、佐賀市本庄町の佐賀大学美術館で開かれている。明るい色調の作品など約50点が、訪れた人たちの目を楽しませている。入場無料。28日まで。

 彫塑専攻の3年柴田愛佳さんと日本画専攻の2年石松由布さんが取り組んだのは、柴田さんが石松さんをモデルに彫り、石松さんがその工程をドローイングして記録するという作品。メイキング映像と共に上映しており、ドローイングの過程もスケッチブックを手に取り見ることができる。

 漆塗りの刀「漆刀」は、漆木工専攻の3年峰松遼さんの作品。刀好きが高じて、学んだ技術を駆使して実現。本物の鋼のような鋭い光沢を放つ。

 西洋画、視覚伝達デザインを専攻する3年生3人による合作「夜明け」は、3枚の絵画で構成。薄暗いぼやけた街が、日が昇ると共にはっきりとした線で描かれ、鮮やかな黄色や金色が印象的に用いられている。

 今回はオンライン上でも開催。同実行委員会は「自由で幅広いジャンルの作品が並び、オンラインでは新しい展示を実現した。両方で楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。(福本真理)

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