高病原性鳥インフルエンザへの対応を確認した佐賀県の庁内連絡会議=佐賀市の自治会館

 高病原性鳥インフルエンザウイルスが福岡県宗像市の養鶏場で確認されたことを受け、佐賀県は25日、庁内連絡会議と緊急防疫対策会議を開いた。県や市町の職員ら計約100人が出席し、養鶏場へのウイルス侵入防止に向けて危機意識を高めた。

 宗像市の養鶏場から半径3キロ以内の移動制限区域、半径10キロ以内の搬出制限区域に佐賀県は入っていない。今シーズン初めて隣県で発生したため、対応のレベルを引き上げた。

 会議では、25日朝から全養鶏場を対象に電話連絡で家禽(かきん)の健康確認を実施していることや、防鳥ネットなどに不備がないか養鶏農家が点検し、26日までに報告してもらう流れを共有した。森隆幸畜産課長は「県内でいつ発生してもおかしくない状況に近づいた。緊張感を持って対応してほしい」と呼び掛けた。

 県内の養鶏場は採卵77カ所(49万羽)、肉用90カ所(399万羽)となっている。県内では2015年1月に西松浦郡有田町、17年2月に杵島郡江北町で高病原性鳥インフルエンザが発生している。(円田浩二)

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