おいしいお茶の入れ方を学ぶ児童たち=基山町の基山小

 おいしいお茶の入れ方を学ぶ教室が19日、基山町の基山小で開かれた。3年生107人が、地元でお茶づくりに取り組むJAさが東部茶部会長の藤田俊一さん(70)から茶の製造法や入れ方を学び、産地による味の違いを飲み比べた。

 同町の特産物である茶を通して地域の文化などを学ぶ総合学習の一環で開催。教室では、藤田さんが茶葉から茶ができる過程やお茶の良さを引き出す入れ方を説明した後、実際に児童がお茶入れに挑戦した。

 児童たちはお湯を湯飲みに入れて冷ましながら、茶葉をスプーンで1人1杯ずつ急須に入れた。茶葉が広がるまで60秒待った後、湯飲みに注いで試飲。地元で採れたお茶のほか、鹿児島県の知覧茶、京都府の宇治茶を飲み比べ、味わいの違いなどを確認していた。

 普段はお茶を入れることがないという内山優那さん(9)は「入れるのは意外と簡単だった。お茶の味の違いもよく分かった」と笑顔を見せていた。藤田さんは「若い人はペットボトルのお茶で済ませることも多いが、本物のお茶の味を子どもたちに味わってほしい」と話した。(瀨戸健太郎)

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