ローゼル入りのクレープを作るISUZUプロジェクトのメンバーたち=唐津市高島の高島公民館

今年収穫されたローゼルの果実

ローゼルの茎などから取った染料でマスクを染めるISUZUプロジェクトのメンバーたち=唐津市高島の高島公民館

 主に亜熱帯で栽培されている食用植物「ローゼル」の収穫祭が20日、唐津市の離島の高島で開かれた。3年前から栽培を始めた野﨑五十鈴(いすず)さん(70)と、シニア世代が学ぶ「ゆめさが大学」唐津校8期生の仲間が、お菓子作りや染め物などのワークショップを開いて楽しんだ。

 昨年、野﨑さんが同校の文化祭で紹介したところ、ローゼルを使った島おこしに同期たちが共感。協力しようと、野﨑さんの名前にちなみグループ「ISUZUプロジェクト」を今年4月に結成した。約30人が自宅などで栽培を続けてきた。

 収穫祭は島の公民館で初めて開き、ローゼルを使ったジャムやクレープ、お茶を作ったり、布マスクを茎から取り出した染料で染めたりするなどした。お菓子やお茶は会場を訪れた島民にも振る舞われた。

 野﨑さんは「仲間が力を貸してくれてうれしい」と喜んだ。今後、ローゼルを活用した地域おこしに向け「栽培を手伝ってくれるよう、島民にも興味をもってほしい」と呼び掛けた。(中村健人)

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