決勝・佐賀清和-鳥栖商 2年ぶりの優勝を決めて喜ぶ佐賀清和の選手たち=唐津市文化体育館

決勝・佐賀清和-鳥栖商 第2セット、スパイクを放つ佐賀清和の前川季穂=唐津市文化体育館

 佐賀清和のエース前川季穂が放ったスパイクが決まると、ベンチメンバー全員がコートに駆け寄り、抱き合って喜んだ。女子は佐賀清和が鳥栖商に3-0で勝利し、2年ぶりに頂点に返り咲いた。前川は「絶対に勝つという気持ちが強かった」と笑顔を見せた。

 昨年、苦杯をなめた相手との決勝。一進一退の攻防が続いた第1セットを29-27で制し、第2セットも連続得点でリードを広げて連取した。続く第3セット。序盤に最大5点のリードを許したが、中盤に逆転し、最後は前川がこの日20点目のスパイクで試合を決めた。

 ベンチには、大学受験で来られなかった野上小遥副主将の写真も並べた。「全国に一緒に行くためにも負けられない」と鐘ヶ江未歩主将。仲間の思いも背負ってしっかり結果を残した。

 コロナ禍で全国大会は無観客となるが「自分たちで雰囲気をつくり、粘り強いコンビバレーを展開したい」と鐘ヶ江。前川は「もう一度ゼロから、日本一という夢に向かって日々を大切にしていく」と意気込んだ。(小部亮介)

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