作物ごとにさまざまな研究成果が発表された=佐賀市の県農業試験研究センター

 佐賀市川副町の県農業試験研究センターで「研究成果公開デー」が開かれた。農作物ごとに、新たな栽培技術や新品種の紹介など50項目近い発表があり、生産者や農業関係者が熱心に見学した。

 県内の主要作物である米麦や大豆、イチゴやキュウリなどの多彩な研究成果がパネル展示され、担当者が来場者の質問に答えた。

 水稲では、今年も被害が広がり問題となった害虫トビイロウンカに有効な薬剤の使用方法、肥料を減らした低コスト栽培方法、中山間地で有効な稲の品種の紹介などがあった。一見、地味なものも少なくないが、どの研究も現場のニーズにこたえた内容だけに、来場者は興味深そうに見入っていた。

 公開デーは例年、一般の県民に楽しんでもらおうと、農産物の販売や試食なども行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から農業関係者だけを対象に実施した。

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