セキュリティソフト開発会社のavast(アバスト)が11月に世界12カ国の保護(ほご)者を対象とした「子どものオンラインでの行動に関する調査(ちょうさ)」結果を発表しました。この調査の中で保護者の行動に関して非常(ひじょう)に特徴(とくちょう)的な項目(こうもく)があったので、保護者の皆(みな)さんと一緒(いっしょ)に考えてみたいと思います。
 その項目とは、「子どものSNSアカウントのパスワードを把握(はあく)している」と「子どもが使用しているアプリを定期的に確認(かくにん)している」という2項目です。なんと、日本はこの2項目で最下位となってしまったのです。「子どもが使用しているアプリの定期的確認」についてはトップのメキシコが65%なのに対して日本はわずかに22%。「SNSアカウントのパスワード把握」についてはトップのアメリカが41%なのに対して我(わ)が国(くに)は18%でした。
 調査対象国はフランス、ドイツなどのヨーロッパ6カ国。アメリカ、ブラジルなど北中南米4カ国、それらに加えてオーストラリア、日本の計12カ国でした。つまり、日本の保護者は他の国の親に比(くら)べて、よく言えば「子どものプライバシーを尊重(そんちょう)している」、悪く言えば「ほったらかしている」と言えるのではないでしょうか?私(わたし)の印象では、他の調査国は日本以上に個人主義(こじんしゅぎ)が成熟(せいじゅく)しているので、プライバシーや権利(けんり)関係への意識(いしき)は高いと思えるのですが…。
 母数の小さな調査ですので、これだけで決めつけることはできませんが、「ほったらかし」になっていないか自分自身を省(かえり)みたいところです。(ITサポートさが・陣内誠)

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