迫力ある建物爆破シーンのプロモーションなどが行われた旧嬉野医療センター跡地=嬉野市嬉野町

迫力ある建物爆破シーンのプロモーションなどが行われた旧嬉野医療センター跡地=嬉野市嬉野町

 嬉野市嬉野町下宿にある旧嬉野医療センターの敷地内で17日、ロケ誘致のためのプロモーション動画の撮影が行われた。一般に公開し、集まった住民や報道関係者など約80人が迫力あるアクションを見守った。12月5日以降、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで配信する。

 海外の映像作品の撮影を日本に誘致する内閣府のプロジェクトに関連し、県フィルムコミッションなどが実施。旧嬉野医療センターは昨年6月に新病院が移転、開院するまで使われ、建物が残っていることに着目した。嬉野市と嬉野医療センターが協力した。

 当日は車を使用した追跡や建物前で爆破する様子など3場面を撮影した。爆破シーンでは、約70メートル離れた見学場所でも熱風が肌で感じられ、見学者たちは興奮した様子だった。子どもと一緒に見守った嵯峨成水(せいすい)さん(46)は「初めて爆破シーンを見て、子どもも喜んでいた。ゾンビ映画の撮影などいろいろやってほしい」と期待した。

 フィルムコミッションなどと撮影に取り組んだ「オフィス・サムライカ」(東京)の代表で、映像作家の永芳健太さん(48)は「撮影はほぼ百点満点。これほどスケールの大きな建物がきれいな状態で残っているのは珍しい」と評価した。

 市広報・広聴課の担当者は「予想以上に地域の方が訪れ、注目されていると感じた。実際に撮影が行われたら、経済効果も期待できる」と語った。制作した動画は12月5日に佐賀市で開催予定の「クールジャパン推進会議in佐賀」でお披露目される。(松田美紀)   

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